silkmilkの日記

カメラをもって徒然なるままに

2022-01-01から1年間の記事一覧

サブカメラ用サコッシュ

ランチタイムやちょっとした街撮りに出番が多いFUJIFILMのX100F。リコーのGRのようにポケットに入れるには大きすぎ。と言ってネックストラップをつけるのは大仰でこのカメラのスタイルには似合わない。そこで重宝しているのが藤巻百貨店で手に入れたHMAENの…

自然の奥底

東京都写真美術館で星野道夫「悠久の時を旅する」を観賞。ヒグマに食べられアラスカの自然の中でつゆと消えた写真家。自然は美しきも恐ろしく人生は儚い。 <equipment>FUJIFILM X100F

メメント・モリ

世田谷美術館で藤原新也の作品展「祈り」を観た。メメント・モリの深淵な世界。写真の凄みに圧倒されて出口でこのまま帰るのが惜しくなり、Uターンしてもう一度最初から観なおした。 <equipment>FUJIFILM X100F

哲学堂の光と影

まるで照明を当てたかのようにオレンジ色の葉が輝いていた。今年も残すところ、あと半月。昼下がりの哲学堂にて。 <equipment>FUJIFILM X100F

師走の紅葉

ひと月半ぶりの三宝寺池。冬の景色に変わっていると思いきや、まだ紅葉が残っている。東京都区内とは思えない自然が豊かなスポット。 <equipment>FUJIFILM GFX50R + GF45mm

4枚目

知人の写真家に聞いた話によると、写真集を見る時に4枚目でめくる手を止めてじっくりと眺める人が多いと言う。先日完成した写真集「支流」のそのページの写真は、蕎麦屋の店内から撮った簾越しの景色。適役の一枚がはまったかも知れない。 <equipment>FUJI…

東大寺南大門金剛力士像

GINZA SIXで「花絵師 藤川靖彦 花絵巡礼展〜ベルギー・スペイン2022〜」を鑑賞。花絵(インフィオラータ)はもともとイタリアやスペイン他ヨーロッパの各地で行われるキリストの聖誕祭を起源とするアート。それを日本文化と融合させた藤川氏の着想とセンスに…

40年ぶり

大学時代の後輩から「借りていた本を返します」と連絡が。実家の書棚を整理していたら出てきたと言う。この本のことも貸したことも頭の片隅にも残っていない。大学の必修科目で使っていたものだが何せ40年も前のことだから。改めて手にしてページをめくった…

秋の空

哲学堂へのウォーキングの帰り道。見上げると、面白い形の雲が大空に模様を描いていた。気がつけば今年も残り1ヶ月あまり。 <equipment>FUJIFILM X100F

40周年

人生の三分の二。夫婦で共に過ごす時間より長く一緒にやっている。凄いことだ。安全地帯40周年アニバーサリーコンサート"Just Keep Going!"。いつ、どこで、何度聴いても玉置浩二さんの歌声は現在進行形。 <equipment>FUJIFILM X100F

写真集が完成

一昨年他界したカメラ好きの父の供養にと制作した写真集が完成。ダミーの段階で知人の写真家に助言をもらい、また内外の多くの作家の様々な写真集に触れ途中で大幅に軌道修正。 恐らく自分の最初の構想のまま進めていたら、独りよがりで現代写真の潮流から大…

紅葉と薔薇

旧古河庭園をぶらり散策。もう1週間早ければ紅葉の色づきは弱く、もう1週間遅ければ薔薇の花は色褪せていたことだろう。良いタイミングでの散策となった。 <equipment>FUJIFILM GFX50R + GF50mm

M/E(Mother and Earth)

東京オペラシティのアートギャラリーで川内倫子さんの作品展を。木村伊兵衛写真賞受賞の人気写真家だけあり、会場は老若男女の幅広い客層でいっぱい。空気と光の境目が無いような写真。気持ちがふわっとやわらかくなる。 <equipment>FUJIFILM X100F

走るレストラン

西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」に乗って秩父に行ってきた。今回で2回目のリピートである。当初、車窓からの景色を借りて美味しく味わえる程度の料理を予想していたが、なかなかどうして、立派なご馳走だ。 それもそのはず、4両編成の一車両はまる…

標準レンズの焦点距離

三宝寺池の風景。いつもはGF63mm(フルフレーム換算約50mm)を使うが今日はGF45mm(同約35mm)をつけて出かけた。標準レンズの焦点距離は好みが分かれる様で、カメラ雑誌によれば赤城耕一さんや高橋伸哉さんは35mm派、澤村徹さんや松下大介さんは50mm派だそ…

どんど焼きの炎

写真家の渡部さとる氏が主宰する「2B & H2022」の写真展を観に渋谷のギャラリーLEDECOに。まず向かったのは3フロアの会場の最上階。そこに、どんど焼きの写真が大判のプリントで展示されている。松本市からのオファーで制作したという観光PR用の冊子に掲載さ…

180万回

ウォーキングシューズが逝ってしまった。愛用している登山靴と同じメーカーのトレイル用シューズで結構な値段がしたのに、1年で履けなくなるとは。 しかしよく考えてみると、1日平均1万歩を歩いているので1年で365万歩、片足あたり70kg近い負荷を約180万回も…

コスモスの色表現

曼珠沙華の見頃も終わる日曜日。単焦点レンズ1本持ちで巾着田に。手ぶれ補正のついていないGFX50Rだが、こんな晴天の日なら風になびくコスモスも1/4000のシャッタースピードで問題なし。 はかなげな薄ピンク色の表現にはフィルムシミュレーションのETERNAが…

軌道を変える

制作中の写真集のダミーブックを持って知人の写真家を訪ねる。どの写真を載せるか、順番はどうするのか、気の遠くなる数の組み合わせの中で試行錯誤を繰り返し、やり直した回数は十数回。やっと落ち着いたものの消化不良のモヤモヤ感が残っているダミーブッ…

氷の世界

6月下旬の38度という厳しい猛暑を体験したせいか、今年の残暑は例年より容易に乗り越えられそうだ。江古田のトレボンで飲むコーヒーも、そろそろアイスからホットに切り替わる季節。 FUJIFILMのGF50mmというレンズはコンパクトで持ち出しやすいけど、最短撮…

サブカメラで

写真界のノーベル賞と言われているハッセルブラッド国際写真賞を受賞した写真家の大御所、森山大道さんが使っているのは普及品のコンデジ、若年層から絶大な支持がある奥山由之さんの人気の写真集は何と「写るんです」で撮っているとか。 この写真は雑司ヶ谷…

木道の木漏れ日

FUJIFILMのカメラをもって三宝寺池に。木陰に入ると暑さもずいぶん和らいで過ごしやすい。木道を照らす木漏れ日に影を落とす葉を狙ってシャッターを切った。ハイライトが飛ばずに細かい木目が表現されるのは、さすがラージフォーマットのセンサーだ。 すぐ近…